各役職を勝利に導くアドバイス

何の能力も持たないあなたは、人狼を探そうにも何も手がかりなしで途方に暮れてしまうでしょう。
そんなあなたに力を貸してくれる人がきっと現れるでしょう。それは人狼に見つからないように密かに潜伏している特殊能力を持った人たちです。
あなたは素直に、その特殊能力のある役職と呼ばれる村人の意見に耳を傾け、人狼が誰なのか推理してください。
しかしその役職を持った村人に対抗して、人狼陣営も役職になりきって現れることがあります。
例えば占い師が2人とか3人現れる場合もあります。村人に対してあなたは半信半疑になってしまうことでしょう。他の村人もきっと同じ思いのはずです。信用できない役職は全員早めに処刑してしまうのも良いでしょう。
人狼は無実のあなたに濡れ衣を着せ、村人同志が処刑しあうように企んでいます。
役職に頼れない時はやはり自分を信じるしかないでしょう。
あなたが勝つには生き残ることがとにかく重要でしょう。そのために現状把握を確実にしておくと良いでしょう。
昼間の話し合いで同じこと言っている人は誰か、毎回違うことを言ってる人は誰か、処刑の投票の時、だれが誰に投票しているかを覚えておくと推理しやすくなるでしょう。
しかし、その推理があまりに鋭く村に影響力をもたらしたとしたら、人狼にとってあなたは邪魔な存在となり襲撃されてしまうかもしれません。
生き残ることはもちろん大事です。しかし、人狼に襲撃されることを恐れて、昼の話し合いで発言を避けていると、周りの村人から、「何も話さず、人狼を探そうとしないなんて怪しい！」と言われ処刑されてしまうかもしれません。なんでもいいから無実のあなたが思うことを発言しましょう。それに共感する村人が出てくれば処刑は免れるでしょう。
あなたが生き残り、村を勝利に導くためには人狼をとっとと見つけだすしかないでしょう。
私はあまりおすすめはしませんが、村人になった時には、率先して人柱になるのもいいかもしれません。何もしないよりは村のためになります。
しかしそれではゲームを楽しむことができないでしょう。人狼ゲームは心理戦の推理ゲームなので何がどこでどうなるかわかりません。
必勝とはいかないかもしれませんが人狼を一匹でも見つけられたらあなたはその村の英雄となりゲームが一段と楽くなること間違いなしでしょうね。

占い師は村人陣営の能力者です。村人陣営が勝つことであなたも勝利となります。
占い師であるあなたは村存続のため、長く生き延び、人狼を占いによって見つけだすことが仕事です。その大前提として村人から信用を得ることが必要です。
最初は直感で占う人を決めてもいいかもしれません。
しかし、いつまでもその勘が当たらずにゲームが進むと占い師の役割を果たせずに終わってしまうことも考えられます。人狼はいつでも村人たちが共食いすることを企んでいます。そんな誘導をしている人がいたら積極的に占ってみるといいでしょう。
ゲームの序盤から処刑されてはまずいと思って、占い師であることをいきなりカミングアウトするのは避けた方が無難でしょう。
カミングアウトしたとき、村人の中にはあなたが占い師だと信じてくれる人もいるかもしれません。しかし、それがまだ誰も占っていない状態や、人狼が全く分からない状態の場合、あなたはその昼の処刑を免れたとしても、夜のターンに人狼に襲撃されることは目に見えています。すると、次の日から占い師がいなくなるという事態が起きます。よって、村はとても不利な状態に陥ります。あなたが初日第一声でカミングアウトすると、あとのことを見据えた村人から人狼呼ばわりされ、信用を得ることができないかもしれません。
カミングアウトするのは占いで狼を見つけた後か、話し合いの場で占い師を処刑しないためにもカミングアウトしてもらおうという流れになった時が良いでしょう。そうならない限り、密かに潜伏しておくのが好ましいと思います。
もしその場に、他に占い師が出てきたらそれは人狼か、場を混乱させたいだけの狂人に違いありません。大丈夫、本物の占い師はあなただけですから自信を持って発言しましょう。
むしろその場でその人達は怪しいと言ってしまっても大丈夫です。ただ対抗も同じ主張をしてくると思いますが。
もし潜伏していて、処刑の対象になってしまった場合は、すぐにカミングアウトした方がいいかもしれません。騎士や狩人といったあなたを守ってくれる立場の人がいたとしたらその晩も生きながらえることができるでしょう。
占い師として一番残念なことは、一匹も人狼を見つけられないまま殺されてしまうことです。そうならない為にも昼間の話し合いに積極的に参加してみると良いでしょう。
人狼ゲームは心理戦なので必勝とはいかないかもしれませんが、これらのことを踏まえてゲームに臨むといいかもしれません。あなたの特殊能力によって村を勝利に導けるといいですね。

霊媒師も占い師と同様に、基本的には密かに潜伏して、人狼が見つかった時点でカミングアウトするのが良いと思います。もちろん潜伏中は人狼に見つからないように細心の注意を払ってください。もし、あなたが処刑されそうになった時もカミングアウトせざるを得ません。村にとって有益な情報を発言して処刑を免れてください。せっかく村人に信頼を得て生き長らえたとしてもその晩に人狼に襲撃されてしまうかもしれませんが…騎士に守ってもらえたらいいですね。
また、対抗霊媒師が出たときもカミングアウトしたほうがいいと思います。あとからカミングアウトすると人狼陣営と疑われ、信憑性が低くなります。本物はあなただけのはずです。対抗の正体を暴いて村を勝利に導きましょう。
ただし、ラストウルフしかいないということが明らかになった時、あなたはお役御免となります。この状況で処刑されることを拒むと狂人扱いされる可能性がありますので注意してください。むしろ人柱になると他の村人が喜び、さらに村に貢献できるでしょう。
個人的には占い師が生存状態で機能していなかった時、占い結果を期待するよりは、昼の話し合いで処刑した人が人狼だったのかどうか知る方が、村人は現状把握が簡単にでき、推理しやすくなると思います。ですから占い師がいたとしても、あなたの霊媒結果が重要となってくるはずです。心理戦のゲームですから、必勝とはいかないかもしれませんが、あなたの能力を発揮して村を勝利に導くことができるといいですね。

狩人が護衛するのに一番好ましい村人は、占い師、次に霊媒師といったところでしょう。
一般的に、占い師も霊媒師も、人狼を見つけるまではほとんど潜伏している役職です。
なので、的を得て護衛することは難しいかもしれません。
狩人が一番避けたいことは、人狼を護衛してしまうことです。
人狼は村人が村人を処刑するように誘導したり、占い師や霊媒師をあぶりだそうと企みます。
そのような発言をしている人は、護衛先として外してしまいましょう。
また、占い師や霊媒師が分からなかったとしても、村に有益な情報をもたらす人がいたら護衛してみるのもよいでしょう。
人狼は、自分たちにとって厄介な推理力のある村人や、村人の中で信頼を得ている人から襲撃する傾向にあります。
占い師や霊媒師を守ることも大事ですが、狩人の役割は人狼から村人を守ることですから、その辺りも踏まえて護衛先を決めるのも良いでしょう。
どうしても護衛先を決めきれない場合は、話し合いの時にさりげなく護衛先をどこにするか決めようと提案し、村人全員で決めるのもいいかもしれません。

人狼の立ち回りは、基本的に、対抗勢力である特殊能力を持った村人を先に食べてしまえば、ほぼ勝利です。
しかし、そういった役職のある村人は、潜伏していることが多く、判断がつきづらいでしょう。
まずは、話し合いのキーパーソンになる人や推理が鋭い人を狙うことです。
あなたは、静かになった村に善良な村人として紛れ込めば、一気に村を滅ぼすことができるでしょう。
もしくは、初めから善良な村人として、あなたがリーダーシップを発揮し、ゲームを展開していけば、ついてくる村人は多いはずです。
静かな村を淡々と滅ぼすのは味気ないかもしれません。
そんな時、役職を騙り、村を少々の混乱に導くとゲームが楽しく盛り上がります。
説得力のある物言いで、村人同志を処刑させるように誘導することができれば、あなたは勝つことができるでしょう。
そしてあなたが勝つために、時には仲間を裏切ることも必要でしょう。
人狼同士が互いに票を投じることは不利になる可能性もありますが、村人を欺くためにはとっておきの方法と言えるでしょう。
注意点は、ゲームが進み、役職ローラーになった時、本物より先に処刑されないようにすることです。
ローラーされるまでの間で、いかに村人の信用を勝ち取るかにかかっています。
人狼は何も発言しないでいると、すぐに処刑されたり、「謎めいている」ということであっさり占われてしまうことがあります。
人狼のカードを引いて、少しドキドキしているかもしれませんが、あなたが勝つためには、自分が人狼ということは忘れて、村人を演じてみてください。きっとうまくいくはずです。
必勝とはいかないかもしれませんが、何人かの村人を欺けたとき、あなたの人狼の素質が開花するかもしれません。